脱サラを目指すきっかけ
こんにちは、カエくまです。
私は今27歳ですが、転職を1回経験しています。
同年代にはそろそろ転職を経験済みの人が多くなる年代ではありますが、
昨今の傾向として、1つの会社に縛られない生き方をする人が多くなったと思います。
私自身も転職して安定した生活を送っていますが、
将来的には脱サラを目論んでいます。
そのきっかけと理由をご紹介します。
辛かった債権回収の経験
カエくまの前職は零細企業で内装業で営業/施工の仕事をしていました。
業界としては建築業界でしたが、1人親方レベルの大工さんが会社を設立して仕事をしていることが多いので、業界における零細企業の割合は非常に高かったです。
(そもそも、日本の企業の98%は零細企業ですが・・・)
零細企業が多いとどうなるかと申しますと、”よく”倒産するんです。
ほんと頻繁に、「あそこが倒産した」「あそこの看板が無くなってた」って話を聞きます。
当時は建設会社相手の営業でしたので、倒産情報には常にアンテナを張って、危ない会社からの仕事は受けないなど注意を払っていましたが、私も貧乏くじを引いて債権回収に携わったことがあります。
その頃は入社2年目の20代前半の頃でして、毎日督促して、1万でも千円でも回収する日々が続きました。
入社2年目から債権回収なんてすると、心が荒みます。
相手は自分の父親より年上のおっちゃんです。そのおっちゃん相手に毎日電話して、キツい言葉で追いつめて、回収出来なければ自分の会社の社長に叱責されます。
ほんと自分が債務者じゃないんだろうかって思うくらい、自分自身が追い込まれました。
結局、おっちゃんは自己破産。
家族離散で、足取りは不明となりましたが、明日は我が身かもしれないという恐怖だけ残りました。
そういう背景もあり、転職を決意。
地元の九州へ戻る目的もあり、大手メーカーの九州工場の業務職へ転職が出来ました。
大手企業でも、消えない不安感
タイミングが良かった影響もあり、大手企業に転職ができましたが、
前職で経験した、倒産の恐怖は未だに抜けていません。
それは相次ぐ大手企業の倒産や身売りなどのニュースがあるからです。
私は運良く零細企業から大手企業へ転職したので、単純に自分の会社の倒産リスクは減ったと思います。
しかしながら、昔みたいに”大企業=倒産しない”ではなく、大企業も倒産のリスクが高まっている昨今では、従業員である私自身も収入を得る手段を見つける必要性があると強く感じています。
また、零細企業では自分でいろいろな業務を兼務する必要があったので、幅広い知識と経験を得ることが出来、十分経験を積んだ上で独立も検討出来ましたが、
大企業では縦割り業務で、狭く深い知識しか業務で手に入りません。
今は年齢的に若いので、もしクビになっても転職先があるかもしれませんが、
将来(例えば40代50代)で突然クビになったら、ビジネススキル的に転職先が限られ、
かなり苦労することが予想されます。
(そもそも、クビにならない様にスキルと実績を積み上げていれば良いですがが・・・)
そういう意味でも、本業(サラリーマン)以外にも収入の糧を持っておく必要があると思います。
私(カエくま)の目論みでは、株式投資と不動産投資の2軸で収入を賄い、
早期(40代前半)にはセミリタイアをしたいと思っています。